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「モンブラン×The Chain Museum」によるコラボレーション第3弾。沼田 侑香個展『Sampling Theorem』を1/14より開催。

開催概要

110余年前より「筆記文化」をリードし続け、人と人との文字を通したコミュニケーションを作り上げてきた筆記具ブランドの「MONTBLANC(モンブラン)」とThe Chain Museumによる若手アーティストの作品展示の第3弾を開催します。

2020年4月からスタートした「MONTBLANC× The Chain Museum」の共同企画で、今回は初の個展形式。
アーティストの沼田 侑香の個展「Sampling Theorem」を発表いたします。

MONTBLANCが百年の間に作ってきた万年筆は、きっと“関係性”というコトを作ってきたのでしょう。人と人との関係性、過去と未来との関係性、など。「描くではない文字を書くことか、未来をもつ若い人」をここに於ける“関係性”と定めてみます。

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展示風景 《Discrepancy between reality and information》

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展示風景 《JPEG Drawing 1》

ステートメント

Sampling Theorem

わたしたちは、さまざまなイメージにかこまれて暮らしている。
インターネット上でやりとりされる多種多様なデータ、SNSにアップされる見栄えよい写真、街じゅうにあふれる広告。テクノロジーは人間の生活にとって必要不可欠なものとなり、だれもが気軽にデジタル処理されたイメージにアクセスできるようになった。
しかし、「デジタル」なイメージに触れることは「リアル」な体験なのだろうか。

沼田の作品を一見すれば、それはまるでデジタル処理された画像のように見えるかもしれない。
しかし、その作品素材はアイロンビーズであり、作品表面を観察すれば細かな粒子がひとつひとつ繋がれていることがわかる。
これらの作品は徹底的な手仕事によって形づくられているのだ。彼女は、デジタル化されたイメージへのリアルな身体的行為の介入を試みている。

本展タイトルの「Sampling Theorem(標本化定理)」とは、アナログ信号をデジタル信号へと変換する際に、どの程度の間隔で標本化(Sampling)すればよいかを定量的に示す定理のことである。

標本化された格子状の離散的データは「画素」あるいは「ピクセル」と呼ばれ、デジタル画像の最小単位となる。沼田は、この最終単位をイメージの根源的な要素として捉え、身体を通じたアプローチを加えた。
アーティストの手仕事によって浮かび上がるひとつひとつの要素は、わたしたちに不思議な鑑賞体験をもたらしてくれる。沼田が挑むのは、デジタルなものとリアルなものの境界の攪拌であり、二次元と三次元を往還するイメージの創出なのだ。

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展示風景 《Discrepancy between reality and information》

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展示風景 《JPEG Drawing 3》

作家プロフィール



沼田 侑香 / Yuka Numata
1992年生まれ。
物心を持った時からネットが生活に欠かせない存在であるデジタルネイティブ世代と呼ばれる時代に生まれた。
ネットが日常に浸透し始めてからたったの20〜30年足らずで、VR(バーチャルリアリティ)や、実写と見分けがつかないほど精巧に作られたゲーム、進化し続ける3DCGによるアニメーションなどの二次元の空間が拡張し続けている。バーチャルの世界は現実の世界にどんどん浸食し始めており、その境目がわからなくなるほどにシームレスになっている。今後、数年後の未来には次元という概念が存在しなくなり、現代の日常では起こり得ないバグやズレなどが生きている空間の中で生じるのではないだろうか?
作品はパソコン上で加工されたイメージをインスタレーションや、絵画、などによって展開。インスタレーションの素材の一部でアイロンビーズという子供のおもちゃを使用したものがあり、アナログな表現方法を用いながらもコンピューターバグのような視覚的なズレを発生させる手法を用いることでデジタルなイメージを作品に取り込んでいる。
モチーフには人間や、食べ物、街の風景やコンピュータ上のグラフィックなど日常に密接なモチーフを使用し、見る側の人々へ親近感や既視感を彷彿とさせる試みを行っている。

【受賞歴】
・2018年 O氏記念賞
・2019年 A-TOM ART AWARD グランプリ受賞
・2019年 石橋財団奨学金奨学生

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沼田 侑香 freeway colaを持つ手 制作年:2020年

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沼田 侑香 Utopia  制作年:2019年 展示:「世界の砂を露で洗う」より

モンブランについて

優れたクラフツマンシップとデザインの代名詞であるモンブランは、1906年に創業し、瞬く間に筆記文化に革命をもたらして以来、その革新性の境界線を押し広げて来ました。創意工夫とイマジネーションを原動力として、ラグジュアリーな筆記具や時計をはじめ、レザーグッズ、ニューテクノロジーやアクセサリーに至るまで、いずれのカテゴリーにおいても優れたクラフツマンシップの表現を進歩させています。大胆なアイデアとアルチザンのスキルから生み出されるラグジュアリーな“ビジネスライフスタイルパートナー”を作るという、果てしない使命を反映したモンブランの白い星形のエンブレムは、パフォーマンス、品質、洗練されたスタイルの象徴となっています。世界に足跡(そくせき)を残そうとする人々をサポートするという継続的な取り組みの一環として、モンブランは世界中の教育プログラムへの協賛と、人々に潜在能力を最大限に発揮させることを目的としたイニシアチブを継続的に実施しています。

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基本情報

沼田 侑香 「Sampling Theorem」
MONTBLANC× The Chain Museum Vo.3


会期: 2021年1月14日~2021年3月31日
※会期終了が変更になる場合がございます
会場: モンブラン銀座本店 ショーウィンドウおよび店内2F・3F
住所: 東京都中央区銀座7丁目9-11
開館時間: 12:00〜19:00
観覧料: 無料
休館日: 会期中無休

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TCMは「世の中の体温をあげる」という想いをかかげ、「Soup Stock Tokyo」等を手がけてきた遠山が構想する「新たなアート体験」に、PARTYが得意とする「デジタルでの体験設計」を融合させ、アートと個人の関係をテクノロジーで変革させ、新たな価値の提示を目指しています。

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