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【New Event】 今週末に開催。「お金(の未来)を手さぐる」がArtStickerに加わりました

はじめに

なぜ、そんなにも「未来」を知りたいのか。未来を予測することは、お金を稼ぐことと容易に結びつくからだろう。1970年代、石油大手のロイヤル・ダッチ・シェルはシナリオプランニングの手法を用いて「オイルショック」を事前に予測し、その「未来」に備えることができたと言われている。

未来を予測すること、あるいは、それを通じて「お金」を稼ぐことへの欲望が、資本主義社会をドライブしてきた。その欲望は、未来を予測するためのいくつかのツール──シナリオプランニング、未来洞察、SFプロトタイピングを生み出す。とはいえ、いくら「ツール」が開発されたとしても、実際に未来を予測できるとは限らない──ツールを導入した企業の「新規事業部門」は、果たして世の中を変えただろうか? もしかすると、企業の考える「未来」のなかに、社会は含まれていなかったのかもしれないが。

予測が難しいのであれば、どう振る舞うべきか。社会の不確実性がますます高くなる時代に求められるのは、「予測」ではなく「ともにつくる」姿勢ではないか。その相手は、アーティストやデザイナーだと考える。なぜなら、彼/彼女らはいつの時代もテクノロジーに先行する形でその先にある問題提起を行なってきたからだ。「新しい技術の発明は、新しい事故の発明である」というポール・ヴィリリオの言葉を思い出そう。ともに手を動かし、来るべき「事故」を想像する。お金の再発明の行く末には何が待っているのだろう。その未来をのぞき込み、手繰り寄せるSCOPE「UNTOUCHED──お金(の未来)を手さぐる」を開催する。

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展 示 会 場 の 様 子

作品展示

「お金」はたしかに、今やほとんど「触れられないもの」となった。金融資本主義の加速は止まらない。日々、新たな金融サービスがローンチされる。「お金」をめぐる市場の全体像はもはや容易に見通せない。では、そんな変化の激しい時代に、わたしたちの行く末を託すべきは誰だろう?ビジネスサイドや研究機関、行政機関だけでは不十分だ。いつの時代も「炭鉱のカナリア」としてあり続けてきたクリエイターたちではないだろうか。

今回はそんな見立てから、デザインリサーチャーやアーティストらとともに「お金」に関する「制作を通じた探求」を行い、その成果を展示する。利益や経済効果と直接関わらない部分も含めて、「お金」の可能性を総体的に探ることで、従来の展示にはない独自の知見やアイデアを示そうと試みている。

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高橋銑《財と材》

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坂口直也《渉外-Show-Guy-商売》

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Rhetorica《マネー・オーパーツ》
齋藤恵汰《【総額100万円】10万円を色々なものと交換してみた》

トークイベント

社会の理想を掲げ、その実現に邁進する起業家、真にインディペンデントなあり方で制作に向き合おうとするアーティスト。これまでのルールを塗り替え、新しいビジョンを掲げるためには、否が応でも「お金」と向き合わなければいけない局面が出てくる。

制作と運営、文化と経済、社会性とビジネス。これまで切り離されてきたもの同士をつないでいく挑戦は、新しい世代のリアリティのひとつだろう。そこで語られるのは、社会の変化のほんの小さな兆しかもしれない。しかし、いずれもこの場でしか明かされない、現場で格闘する生の声だ。最前線でもがくプレーヤーたちの声が響き渡り、社会に波及することを願いながら、わたしたちを取り巻く“お金のリアリティ”を考える。

【イベント基本情報】
会期:2019年12月13日(金)~12月15日(日)
会場:BA-TSU ART GALLERY
住所:東京都渋谷区神宮前5-11-5
開館時間:2019年12月13日(金)17:00~22:00(招待者限定)
2019年12月14日(土)10:00-22:00
2019年12月15日(日)10:00-18:00
観覧料:入場チケット 1,000円
URL:https://scope-exh.com/

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TCMは「世の中の体温をあげる」という想いをかかげ、「Soup Stock Tokyo」等を手がけてきた遠山が構想する「新たなアート体験」に、PARTYが得意とする「デジタルでの体験設計」を融合させ、アートと個人の関係をテクノロジーで変革させ、新たな価値の提示を目指しています。

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