新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として 厚生労働省 首相官邸 のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。
見出し画像

【New Event】 Gallery OUT of PLACE TOKIOで開催中。西川 茂の作品がArtStickerに加わりました。

概要

Gallery OUT of PLACE TOKIOでは、5-6月期の展覧会として、
西川茂 「under construction or destruction 2020 Tokyo」展を開催いたします。開催に伴いの西川茂の作品をArtStickerでもご覧いただけるようになりました。

画像1

西川茂《Sealed House 121 -New National Stadium-》

アーティストステートメント

2012年11月、東京国立競技場のリニューアルにあたり、建築家ザハ・ハディドのデザインが国際コンペにて最優秀賞を受賞。
彼女は新国立競技場のデザイン監修者となり、実施案として提出したデザインは、当初の伸びやかで独創的なデザインとはかけ離れたものであったが、コストが計画予算のほぼ二倍に当たる2520億円に及び、様々な意見が飛び交う中、2015年7月、建築家ザハ・ハディドのデザインは白紙に。
紆余曲折を経て、新たに建築家に指名された隈研吾による新国立競技場が完成し、2019年12月21日一般に公開されるに至る。
2020年4月現在、中国に端を発した新型コロナウィルス禍の影響は世界中に拡大し、日本においても誰も想像だにしていなかったオリンピックの延期や大都市封鎖ともいえる事態にまで発展した。

パンデミック終息の見通しが未だたたない中、万が一オリンピックが中止にでもなれば、新国立競技場の建設目的や競技場の存在理由すらも、当初のザハ・ハディドのデザインと同じく白紙に戻ってしまいかねない。
私が近年、絵画のモチーフとして描いているのは、建設中或いは解体中の、シートで覆われたある種宙吊り状態の建物である。かつてそこにあった建物は、シートに覆われ、そのシートの下で解体され、一旦更地となり、新たに建設途中の構造体がシートに覆われて再び姿を現わす。特に明治以降の日本の大都市空間においては、こういった建設と解体が、延々と繰り返されて現在の都市を形成してきた。

それは新しい建物の始まりであり、かつてそこにあった建物の終わりでもある。そして覆われたシート(薄い膜)は、かつての場所の忘却と、新たな記憶の狭間を意味することになる。人々がこれから何を捨て、何を忘れ、何を見て、何を求めていくのか。描かれた仮囲いのその向こうには、変わりゆく風景の移ろい、世情の変容があり、今が更新され未来が続いていく。

ところで、Sealed Houseを描き始めた当初、各タブローの背景には主題となる建物の周囲の風景をまず描き、その後その風景をあえて白く塗りつぶした上に、シートで覆われた建物を描いていた。コンセプトは、建物の更新が同時にその場所や風景を、一度更地(白紙)に戻すことであった。

今回発表するメイン作品「Sealed House -New National Stadium-」は、
先に記した白紙に戻されたザハ・ハディドによる想像上の新国立競技場のデザインを背景に、新たに建設され今後日本の一つのアイコンになるであろう現実の新国立競技場の建設途上を描いたものである。それを描こうとしたのは、まさにこの現実と想像上の二つの国立競技場の姿が、新たに生まれ(亡くなり)記憶に刻まれ(忘却され)る我々の存在そのものの象徴となることに気づいたからである。二つの国立競技場は、私がこの5、6年続けてきたシリーズの中心のコンセプトに最もふさわしいモチーフであることを、そして自身の画家としてのアイデンティティに、深く突き刺さるモチーフであることを、今更ながらに確信している。

文:西川茂 2020年4月

画像2

《展示風景》

アーティストプロフィール

西川茂 / Shigeru Nishikawa
1977 岐阜県生まれ 三重県育ち 現在奈良市在住
1997 近畿大学理工学部土木工学科環境デザインコース 中退 
2002 大阪芸術大学付属大阪美術専門学校芸術研究科絵画コース 修了
2007 Triform Camphill Community(アメリカ)滞在 (~ 2008.8)

画像3

基本情報

西川 茂「 under construction or destruction 2020 Tokyo」

会期: 2020年5月8日(金) – 6月7日(日)
会場: Gallery OUT of PLACE TOKIO
住所: 東京都千代田区外神田6丁目11-14 3331 Arts Chiyoda #207
開館時間: 12:00 - 19:00(木 - 日曜日)
休館日: 月・火・水曜日
観覧料: 無料
URL:   http://www.outofplace.jp/tokio/

※新型コロナウィルス感染が拡大している状況を鑑み、開催日程、開廊曜日が変更になる可能性があります。事前にギャラリーHP、FB、TWでの告知をご確認の上ご来場ください。

Website : http://www.outofplace.jp/
Facebook : https://www.facebook.com/TOKIOOoP/
Twitter : https://twitter.com/G_OUTofPLACE

ArtStickerのダウンロードはこちらから
▶︎iOS版:App Store
▶︎Android版:Google Play

rtStickerは、アーティストへ「好き」の気持ちを直接おくれるプラットフォームです。
コーヒー1杯分のお金からはじまる、アーティストとのつながり。
小さな「好き」の気持ちが連鎖して、アートの世界が広がっていきます。
ArtStickerで、今までにないアート体験を!

Please follow us!
Twitter | Facebook | Instagram

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

TCMは「世の中の体温をあげる」という想いをかかげ、「Soup Stock Tokyo」等を手がけてきた遠山が構想する「新たなアート体験」に、PARTYが得意とする「デジタルでの体験設計」を融合させ、アートと個人の関係をテクノロジーで変革させ、新たな価値の提示を目指しています。

ありがとうございます!
8
The Chain Museumは、遠山正道×クリエイター集団PARTYが新たに発信する  「アートの次のあり方をつくる」プロジェクトです。 アーティスト支援アプリの「ArtSticker」を運営しています。 https://artsticker.app/
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。