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【New Event】 HARUKAITO by islandで開催中の有賀慎吾の個展「⁂ ( triple eyed perspective )」がArtStickerに加わりました。

このたび、HARUKAITO by islandでは、11/7より、有賀慎吾個展「⁂ ( triple eyed perspective )」を開催いたします。

展覧会概要

このたび、HARUKAITO by islandでは、11/7より、有賀慎吾個展「⁂ ( triple eyed perspective )」を開催いたします。

メインビジュアルになっているドローイングに描かれた二つの円が重なった形「ヴィシカピシス」は、円が交差した部分が魚に見えることから”魚の浮袋”とも言われていますが、初期キリスト教のマークでもあり、仏像の光背にも近い形です。

過去の色々な宗教をみていくと、キリスト教、ユダヤ教から日本の家紋で使われる形の中に共通する、対称性のあるもの、三つ巴のものが多いと、有賀は気がつきました。

ケルト文化で用いられてきたシンボルの一種である「トリケトラ」は三位一体、「トリニティ」の図像も思い起こさせます。そうした共通項を探していくと、初期のジオメトリー、ピタゴラスやプラトン、ダ・ヴィンチといった過去の哲学者たちに有賀はたどり着いたと言います。

この宇宙はどんな形をしているのか?はじめの宇宙の形とは何なのか?

このまま宇宙は収縮するのかインフレーションをおこるのか?そうしたことを思索するなかで、有賀は、宇宙は一つではなくつねに3つあるのではないか?という仮定にたどり着きます。「プラトニック・ソリッド」の一つ、「テトラヒドロン」は人間の身体の基礎的な幾何学といわれいていますが、その形とピラミッドとの相似。古代幾何学といわれる、同じ大きさの円の規則的な構成による図案(フラクタル)「フラワー・オブ・ライフ」はコンパスだけで描かれています。ほかにもユダヤの生命の樹など、有賀は、ドローイングを描きながら、過去の哲学者や科学者、宗教家と対話を重ねていったようです。

先に図形を描いて、実際にそうした図が過去にあるか調べて行き、図をたよりに、図像から共通項を抽出し、円からつくられた比率を考えていきました。

今回、そうしたドローイングと同時に、有賀はキャンバス作品にも取り組みます。

キャンバスサイズはP100サイズが3枚分になりますが、Pサイズとは、白銀比からきていますが、もともと風景画を描くために生まれた形だそうです。逆に、風景画が描かれたことで、現実の風景を認識するきっかけになったといいます。すなわち、今回有賀が取り組むのは、現実の風景であり、現代の風景画としての、きわめて個人的な絵画であり、ある種の宗教画でもあると考えられます。

風景画ができることにより現実が風景画モデルを模倣したように、物理学で相対性理論というルール・モデルができたことにより宇宙の見方がかわったように、もしかしたら、有賀の風景画が、現実の捉え方を変容させる可能性がないわけではありません。

この世界がどうなっているかを知りたいという探求心は全ての人や科学者、哲学者が思索するきっかけです。有賀は、昔の人も使える道具(コンパスやスケッチ、ドローイング)で想像力と観察をもって、世界の見方をある種、提案していると言えます。

彼が、三つ巴、「トリプティック」にこだわるのは、人間の身体・意識のもう一つ、別の二つの私につながるもう一人の自分があるのではないか?という哲学的・宗教的な問いでもあります。かつての画家が、哲学者でもあり宗教家でもあり科学者であったように、そうしたアーティストの姿を、今回の個展においては、紹介できれば幸いです。

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⁂ ( triple eyed perspective )Shingo Aruga

作家プロフィール

有賀 慎吾 ARUGA,Shingo

1983 長野県生まれ

(学歴)
2009 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業
2011 東京芸術大学美術研究科絵画専攻修了
2015 東京芸術大学美術研究科博士課程修了博士号取得
2016 東京芸術大学美術解剖学研究室助手

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⁂ ( triple eyed perspective )Shingo Aruga

基本情報

会期: 2020年11月7日〜11月29日
会場: HARUKAITO by island
住所: 東京都渋谷区神宮前6-12-9 BLOCK HOUSE 2F
開館時間: 13:00~19:00
休館日: 月〜水
観覧料: 無料
URL: http://islandjapan.com/exhibition/661/

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