
ディナーショー「ドクダム」 by Co.山田うん 賑やかな夕べをレポート
現在、The Chain Museumの事業は、
・PLATFORM事業
・MUSEUM事業
・CONSULTING事業
の3つからなっています。
PLATFORM事業であるアーティスト支援アプリ「ArtSticker」と並行して、現在絶賛進行中のプロジェクトがズバリ、MUSEUM事業です。
今、代表の遠山が力をあげて取り掛かっている一つがパフォーマンスプロデュース。
去る7月21日、待望の公演は上演されました。
場所は、東京都現代美術館内のレストラン「100本のスプーン」。
演者を務めたのは2002年設立の、国内外で注目されるダンスカンパニー「Co.山田うん」。
生命力溢れるビビットな身体、ユーモアと機知に富んだ振付で数多くの舞台作品を手掛け、喜びと悲しみ、そして時代性と普遍性を含んだ作品は分野、国境、世代を越え、多くのファンを魅了し続けています。
日曜日の夜に、レストランが劇場となり、ダンス作品を鑑賞しながらコース料理を召し上がっていただける、非日常な時間。
コドモからオトナまで楽しめる、一夜限りの作品を作りあげました。
パフォーマンスは、danceとdramaが交互に織りなす構成。シリアスなダンスシーンの後に突如コミカルな演技が始まったりと、
数秒前とは全く異なる空間へと連れていかれる感覚に会場は大盛り上がりです。
笑顔が溢れたり、ピンと張り詰めたり。くるくると表情が変わります。
上演中は観客に触れてしまうのではないか、というくらいぎりぎりの至近距離にてパフォーマンスが行われます。(実際、演者に触ることもOKです!)ダンサーの息遣いや、動きによって起こる風をも感じることができる距離感です。
ダンサーが近くにくると、皆その近さに驚きながらも、真剣な表情で動きを見つめます。
レストランの空間全体を自由に使ったパフォーマンス。次は一体どこで、何が巻き起こるのか、全く予想ができずに観客一同、ドキドキの時間が続きます。
途中、ダンサーのみならず観客も立ち上がって一緒に踊りだす一幕も。まさに会場全体が一体となって、その瞬間にしか味わうことのできない空気が立ちこめていました。
お楽しみは、パフォーマンスだけではありません。
当日振舞われたコース料理は、100本のスプーンのシェフがなんとこの日のためだけに考案したスペシャルメニュー。
2種のチーズをふんだんに使ったチーズフォンデュや、
柔らかな牛ほほ肉の煮込みなど、こだわりの詰まったメニューに舌鼓をうちながら、楽しい会はクライマックスへと突入していきます。
先程までの盛り上がりが一転、突然、会場が静かな雰囲気に包まれたあとは、お待ちかねのデザートタイム。
たくさんのグラスが置かれたテーブルが並べられ、カラフルなフルーツが入れられていきます。
荘厳な雰囲気にうっとりしながら眺めていると、なんと観客の子供たちもデザート作りに参加し始めました!
今回のパフォーマンス、実は“子供と一緒に観られる公演”がテーマになっており、家族連れで遊びに来てくださったお客様がたくさんいらっしゃいました。
家族になって、お子様と一緒に楽しむことができる上演が少ない。
もっと気軽に、大人も子供も楽しむことができるパフォーミングアートがあればいいのに・・!
というリクエストにお答えして、ダンスカンパニーの主催、山田うんさんとThe Chain Museumがこだわりを持って作り上げたプログラムなのです。
ダンサーたちと楽しそうに交流しながら、上演を観る子供たちの姿がたくさんみられました。
そして今回のプログラム「ドクダム」やダンスカンパニーの「Co.山田うん」については、もちろん、「ArtSticker」にてお楽しみいただけます!
ぜひ、アプリをダウンロードしてご覧になってみてください。
実際にお越しいただいたお客様から、さっそく様々なコメントが届いています。
今後も、様々なカンパニーと今回のようなお取り組みを生み出し続け、
The Chain Museumがプロデュースする作品として世の中に広めて行きますので、楽しみにしていてくださいね!